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国文学解釈と鑑賞別冊
文学に描かれた日本の「食」のすがた―古代から江戸時代まで

著者:小峯和明/ハルオ・シラネ/渡辺憲司 編集
    発行年月:2008年10月/A5判/総頁数:306頁
    定価¥2800(本体¥2667)
定価:2800円(本体2667円+税)
ISBN:037181008
発売日:2008/09

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詳細
日本の古典文学作品において「食」がどのように扱われてきたのかを検証する
〈食の文化史〉。文学研究者のみならず、食物史・料理史・文化人類学・民俗学・
日本語教育といった、さまざまな分野からのアプローチを試みる。また地域については、
中国・韓国・インドのアジア諸国、欧米の研究者など異文化の視点からも記述する、
興味尽きない「食」探求の書。
日本の〈食〉の抱える諸問題、殊に環境と食の問題についても取り上げ、食の問題への
新たな提起を含んでいる。食を基軸とする環境文学史の最初のステップを本書に
おいて踏み出す。

【主要目次】
T食を語る
■座談会 食と文学  (小峯和明/ハルオ・シラネ/渡辺憲司(司会))

■基調論文
・古典文学における〈食〉の登場 (小峯和明)
・詩歌、食文化、魚 (ハルオ・シラネ)

■エッセイ
・和食の文化 (原田信男)
・インド古典文献にみる食 (小西正捷)
・和食の器  (宮本瑞夫)
・長崎の食文化―南蛮から和・華・蘭へ (若木太一)
・幕末京都町人のくらしと食―ある呉服商人の日記から (島崎とみ子)
・酒詩と茶詩 (張 龍妹)
・韓国の食文化と孝子説話 (金 英順)
・「食」と日本語の表現 (鶴田洋子)
・パン・スタンプ―消えゆく食文化についていの一考察 (レンナ鈴木 オルネラ)
・鼎談 日記と食―大名の饗宴資料と下級武士の日記 (武井協三・青木直己・渡辺憲司)

U食の文化史
■古代篇
・「食」を詠む歌  (錦 仁)
・物語と食―鵜飼のことなど  (室城秀之)

■中世篇
・説話―食と欲  (竹村信治)
・軍記と食―『太平記』の合戦叙述を中心に (和田琢磨)
・御伽草子『酒呑童子』『伊吹童子』の肉食論   (ケラー・キンブロー)

■近世篇
・料理書の成立と展開 (江原絢子),,,,,
・俳諧と食―食が主役となる詩歌 (喜多真王),,,,,
・ガイドブックの誕生―江戸初期の食文化 (安原眞琴),,,,,
・西鶴とジビエ料理―「青鷺の杉焼」と「鶉の焼鳥」  (平林香織),,,,,
・近松門左衛門の描く「百姓」―近世演劇の「食」と生産 (加藤敦子),,,,, 
・闇中の茶漬  (伴野英一),,,,,
・遊郭と食―『諸艶大鑑』第一の三〈夜起〉考 (渡辺憲司),,,,,

V食の図像、イメージ,,,,,
・戦場の饗宴―食の現場を絵巻に見る (楊 暁捷),,,,,
・『酒飯論絵巻』の絵と言葉 (宮腰直人),,,,,

W食の文化誌(食の環境文化),,,,,
・焼き魚と鳥の足―人間、動物や食物の関係と作法の由来に関する一考察 (ミヒャエル・キンスキー),,,,,
・食とタブー−特に肉食禁忌をめぐって (伊藤 聡),,,,,
・本草書・博物学と食 (増尾伸一郎),,,,,
・名所案内記と食 (藤川玲満)
・日本料理の高盛の文化的重要性 (エリック・C・ラス)
・寺社における食物の供物―日本文化を理解するための手がかり (アラン・グラパール)

X 研究文献目録
・「食」研究文献目録抄   (目黒将史・森 暁子)
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